日本人のためのクリーン・ランゲージ
クリーン・ランゲージという最先端の問いかけ技法のトレーニング、個人・組織のファシリテーションを提供。
世界のクリーン・ランゲージ・コミュニティーで正式な研修を積み、個人・組織ファシリテーションの双方の認定資格を日本で初めて得たトレーナーとして、日本語及び日本文化に適応した形で各種トレーニングを提供。
代表の松田依子は、元国際弁護士としてのビジネス界での実践的な経験を積み、かつヒプノセラピストとして深層心理の仕組みについて習熟した経験を持ち、その明晰で実践的なプログラムときめ細やかな指導には定評があります。
グループのためのクリーン・ランゲージ体験(システミック・モデリング)
この体験講座は、クリーン・ランゲージを組織やグループのメンバーが使いあって、お互いの決めつけを排除し、共有のメタファーなどを持つと、どのようにそのグループが活性化していくのかを、2日間かけて体験して頂く講座です。
どんな人も、人としてこの社会に生きている以上、何らかの「グループ」に属していますよね?
最小単位でいえば、もちろん、家族。
そして、学校、仕事、趣味、遊び仲間、ボランティア、などなど、人が人と関わっている限り、それは組織でありチームです。
その中で、「グループの中で起きる葛藤やもめ事」を経験してない人は、ほぼ皆無と言ってよいでしょう。
そして、私たちの抱えている日常の悩みの大半というのは、多かれ少なかれ、自分を取り巻く組織・チームから生じているのではないのでしょうか?
私は昨年、クリーン・ランゲージを組織・チーム・グループで使って、お互いの尊重に満ちた創造的なチームワークを築いていくという「システミック・モデリング」というグループ・ファシリテーション技法を、イギリスで学び、世界で2番目に公認資格を取ったファシリテーターとなることできました!
そして今まで日本で紹介されているクリーン・ランゲージの技法は、1対1のコーチングの形でのものが主流でした。
が、今回私が学んできた「システミック・モデリング」は、クリーン・ランゲージを、よりカジュアルに日常の中で活かすこと主眼を置いているので、クリーン・ランゲージの可能性をもっともっと多く皆様にご紹介できるのでは、と、鼻を膨らませております。
このシステミック・モデリングは、これが生まれたイギリスでは、教育現場、ビジネスの組織変革・創造性活性化、ソーシャルワーカー、医療、スポーツとあらゆる場面で目覚ましい成果を収めており、教育現場においては英首相のトニー・ブレアが視察にまで来たそうで、ビジネス改革の事例は公営放送BBCのドキュメンタリーにもなったそう!
クリーン・ランゲージとは、①聞き手のもつ価値判断や前提を一切排除した、15個ほどの「クリーンな質問」と、②「メタファー」の2つを中心軸に、深層心理に働きかけていく手法で、この基本はグループ・ファシリテーションでも変わりません。
そして、この二日間では、「クリーンな質問」と「メタファー」をチームのメンバーが使い合うことによって、
①まず、五感を通じた世界の認識の仕方が、どれだけ個々人で異なるのか、
そして、
②自分がどれだけ無意識のうちに、他人に対して自分の物の見方で、「決めつけ」をしているのかというパターンを、個人レベル・グループレベルで、まず発見しあいます。
その「決めつけ」を離れて、お互いをありのままに尊重する「クリーンな態度」を育てたときに、どれだけお互いの理解と尊重が育っていくか、それによって、組織が活性化して豊かに育っていくのかを体験していただくのが、この2日間のワークショップの目的になります。
実は、私は昨年に、この「システミック・モデリング」をもとに、対人支援のプロの方たちに対して3か月間の集中トレーニングを行ったのですが、その後、皆様から「自分の対人支援スキルが、より決めつけのないクリーンなものにシフトアップした!」と喜びの声を頂いております。
また、人事や人材開発関係の方から、「自分の会社でのチームビルディングに、ぜひこれをやってほしい」という声が複数寄せられ、今年のクリーン・ランゲージは、そちらの方向の発展が勢いづきそうな感じです。
どういう形であれ、自分の所属しているチーム・組織のコミュニケーションをよくしていきたい、それに自ら貢献していきたいという志を持たれる方に対して、お伝えしたい内容てんこもりの内容になっております!
(なお、本講座の目的は「体験」であるため、この講座の受講により、ファシリテーション技術を完全に習得できることを目指しているものではないことを、ご了承ください)
<この2日間で得られることは?>
①「クリーンな質問」の日常での使い方と、メタファーの持つパワーの理解
②「クリーンな質問」を使って、自分が外界を認識する際の五感の使い方の癖(得手・不得手)を、発見しあう
③「クリーンなフィードバック」の習得 ~ 無自覚に自分の行っている「価値判断」のパターンを発見しあい、実際に「認識している事実」と「それに対する自分の価値判断」を区別して相手に伝えるコミュニケーション技術
④お互いが持っている得意な才能・技能を、「クリーンの質問」とそこから発展させるメタファーで、お互いに体験的に学びあう
「最高の状態で働いているとき、あなたは、何のよう?」「最高の状態で学んでいるとき、あなたは、何のよう?」
⑤メタファーを使ったチームビルディング
⑥お互いの違い・個性を尊重しあう「クリーンな態度」をメンバーが学ぶことで、より良いコミュニケーションが生まれ、グループが活性化することの体験
<この2日間のセミナー受講で、メリットが得られる人>
- クリーン・ランゲージについて、興味のある方
- いかなる変化も、まず自分自身を見つめて変わることが第一歩である、という価値観に共鳴する方
- チームや組織(家族などの血縁チームも含む)に属していて、より良いコミュニケーションをメンバーととっていきたいと願う方
- チームを、もっとより良い方向で活性化させたいと願う方
- チームやグループのファシリテーションをすでに行っていて、より新しい方法を導入なさりたい方
- 例えば、教師、トレーナー、人事・人材育成関連の方、セラピスト、マネジメントを必要とする役職にある人、チームリーダー、両親(両親も立派なチームリーダーです)、などなど。
<グループのためのクリーン・ランゲージ体験 開催予定>
日時 7月2・3日 10時00分~18時
場所: 神楽坂「セラピースペース パレット」
(「東西線 神楽坂駅」 徒歩5分、「有楽町線 南北線 JR線 飯田橋駅」徒歩10分)
地図はこちら → アクセスマップ