日本人のためのクリーン・ランゲージ
クリーン・ランゲージという最先端の問いかけ技法のトレーニング、個人・組織のファシリテーションを提供。
世界のクリーン・ランゲージ・コミュニティーで正式な研修を積み、個人・組織ファシリテーションの双方の認定資格を日本で初めて得たトレーナーとして、日本語及び日本文化に適応した形で各種トレーニングを提供。
代表の松田依子は、元国際弁護士としてのビジネス界での実践的な経験を積み、かつヒプノセラピストとして深層心理の仕組みについて習熟した経験を持ち、その明晰で実践的なプログラムときめ細やかな指導には定評があります。
クリーン・ファシリテーター養成講座
<本講座の概要>
クリーン・ファシリテーター養成講座ベーシックは、クリーン・ランゲージを使ったファシリテーション技法の中でも中核となる「シンボリック・モデリング」の全容を完全に習得し、個人セッション・ファシリテーションが提供できるように養成するコースです。
この講座は、パート1は4日間、パート2は4日間の計8日間で構成されています。(なおパート1の単独受講も可能です)
開催スケジュールは、こちら。
シンボリック・モデリングとは、「クリーンな問い」を使って、クライアントの注意を自らが自然に語っているメタファー(比喩やイメージ)や身体感覚へ向けることによって、今まで自覚していなかった思考・感情・行動の「心の仕組み」を「見える化・感じる化」するして明らかにしていき(=モデリング)、それによって自分自身への洞察を深め、意識・行動のパラダイム・シフトを促す手法です。
この技法は、クライアントが日常生活で経験するあらゆる課題に対して適用することができます。そして、現在は世界各国で、心理セラピーのみならず、教育、ビジネス、行政、カウンセリング、ジャーナリズム、健康福祉、IT,芸術などのあらゆる分野で、応用されて用いられ、目覚ましい功績をあげています。
→ 「シンボリック・モデリング」についての詳細な説明は、こちらから。
シンボリック・モデリングとは
クリーン・ランゲージの中核となる基礎技術を、体系的にマスターして、ご自身の必要な場面で自在に使えるようになりたいという方へ、おすすめ!
またこの講座の特徴は、講師二人体制で、各自の学びの個性に応じたきめ細やかな個別指導。また、講座が終わった後も、月例練習会や個別指導レッスン、各自の活用法についてのシェアリング会など、各自が自分のペースで技能を高めていけるためのアフターサポートを充実させています。
またこの養成講座を受講したあと、更にファシリテーターとして総合的な技能を確固としたものにしたいという要望がある方は、世界のクリーン・ランゲージ・コミュニティーにおける基準に準じた「クリーン・ファシリテーター資格」を取得する認定修了過程にチャレンジして頂くことも可能。
これは「セッションを提供するための一定の基礎技術を習得した」というメルクマールになるもので、私と斎藤は、この認定資格を審査するためのトレーニングを創始者であるペニー&ジェームスから受けた唯一の日本人トレーナーです。
→ 認定修了過程についてのリンク
<この養成講座で得られることは?>
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「クリーンな問い」をどのように尋ねることで、相手の気づきを促すことができるのかを学びます。それにより、言葉の持つパワー、特に、「問いかけの力」について深い洞察を得ることができます。
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相手が自分自身の力で気づきを深めていくプロセスを、サポートできるようになります。「人は、自分の問題を解決するための全てのリソースを持っている」ということについての、体験的な理解と信頼が育ちます。
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日常の言語の中に、自然に含まれている「メタファー(喩え)・イメージ」が、私たちの思考や行動にどのような影響を与えているのかを、体感で理解できます。
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複雑な感情・思考・行動の仕組みをメタファー(喩え)を通じて「見える化」することによって、思考や論理では到達できない深い気づきが起きることを体験し、非常に深いレベルでの意識や行動の変容が起きる土台を築いていく手助けをします。
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相手の課題や思考構造がどのようなものであっても、相手の本音の深い部分で、「本当は何を望んでいるか」を明らかにすることができます。
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相手が望んでいることへの傾聴力、相手に何が起きているのかを非言語レベルの深みから読み取る能力が総合的にアップし、自分の仕事やサービス、コミュニケーションの質を飛躍的に改善させることができます。
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私たちは、無自覚にいると、他人が何か発言したその直後にすぐ「決めつけ」を行ってしまうものだ、ということについての気づきを体験します。そしてその「決めつけ」をどのように自分自身の内側に留めることによって、クライアントの「実際の内的体験」に対して働きかけを行うことができるのか、を習得していきます。
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相手がどのようなタイプでも、本音の深い部分で、「本当は何を望んでいるか」を明らかにできるという自信がつきます。
<この養成講座をお勧めする方>
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人の心の成長を助けることに従事しており、クライアント自身が内側に気づきを向けていく過程を、より深いレベルでサポートすることを望む方。
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人に対して「何をすべきか」と指導するよりも、「自らの力で気づいていく」ことをエンパワー・サポートしたい方。「主体的・協働的な学び」であるアクティブ・ラーニングの技法に興味がある方
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今までの「論理」や「ロジック」のみによる思考では到達できない深みや叡智に、「メタファー」や「身体知」の内的世界にアクセスすることで得られる、という従来にない技法に興味がある方
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「問題の解決」ではなく、まずは「何を望んでいるのか」、そして「今、持っているリソース(役に立つ経験やリソース)」に気づきを促すことで、より創造性に満ちた未来を作り上げることに関心がある方
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未曾有の不確定性の高まっている時代の中を生き抜くための「創造性」を高めたい、または、創造性の活性化をサポートしたい方。
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相手が「本当は何を望んでいるのか」、その本音を理解したいけれど、その効果的な方法がわからないという方
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クリーン・ランゲージに興味があり、自分の価値観による決めつけを一切排除した「クリーンな問い」を、自在に使いこなせるようになりたい方
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コミュニケーション能力を高めたい方
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小手先やお手軽な「テクニック」「やり方」ではなく、自分が相手を心から尊重する「在り方」が変容・変化をもたらすのだという学びをじっくりと得たい、本物志向の方。
(以下、職業別のリストの一部です)
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人の心の成長をサポートする専門職の方(カウンセラー、心理セラピスト、コーチ、心理・精神療法関係者)
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人材育成や組織開発に携わるプロフェッショナル、ファシリテーター
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経営者・管理職・チームリーダーなど、組織の上層部のポジションで運営に携わる方
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教育・子育てや家族関係に関わる職業の方 (例:教師、両親、ソーシャル・ワーカー、家族セラピスト)
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人の仲裁や交渉に携わる方(例 弁護士、仲裁人、交渉担当)
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相手のニーズを汲み取ってサービスを提供する方(例 士業、営業職、アドバイザー、コーディネーター)
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問いかけの技術を用いて情報を収集したり、活用する職業の方 (例:インタビュアー、リサーチャー、学術研究者)
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身体知やイメージといった非言語レベルの意識からの気づき・変容をサポートする方(例:ボディワーカー、プロセスワーク、NLPプラクティショナー等)
<クリーン・ファシリテーター養成講座の構成>
この養成講座は、以下の2つのパートに分かれています。
パート①
リソース(才能・経験)への働きかけを通じて、メタファーとクリーンな問いを使った「モデリング」の基礎を学ぶ4日間
パート②
「問題」の状況から「相手が本当に望んでいること(アウトカム)」へと注意を方向づけ、より実践的な働きかけを学ぶ4日間
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パート①と②との学びが効率的になるするためには、一番近接しているコースを受講して頂くのが理想ですが、日程が合わない場合のフォローアップもいたしますので、ご相談ください。
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パート①(4日間)のみの単独受講も可能です。
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パート①&②を一括でお申込みいただける方には、パート②の受講料が20%オフとなる「早期割引」がございます。
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再受講の方は、受講料が半額になる「再受講割引」があります。
キコさんへ!「リストにあるパート1のアイコンを押すと、ここに飛べるようにしたいです。ページのセクションとか?
【パート① 基礎習得&リソース(才能・経験)への働きかけを学ぶ、4日間】
スケジュールはこちら(リンク)
<主な習得事項>
この4日間では、以下のことを習得していきます。
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「クリーンな問い」の尋ね方、傾聴のパワー
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「心や感情・行動の仕組み」を、メタファー・イメージを通じて「見える化」するという「モデリング」という技法の基礎習得
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自分が既に持っているリソース(才能・経験)や、ポジティブな感情をモデリングすることによって、より自分の才能や経験の活かし方の幅が広がるという体験。
この4日間の中に含まれる演習・エクササイズの項目は、以下のものがあります。
そして、これらの各項目を、講義・デモセッション・参加者同士の交換セッションという様々な体験的学習を通じて、理解していきます。
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クリーン・セットアップ
何かのアクティビティをチームで行う場合に、個々人がまずは「どのような状態が最高なのか?」をメタファーでイメージ・言語化した後、「そのようにあるためには、どのようなサポートが、他の人や環境から必要なのか?
」を明らかにしていく、チームビルディングの手法です -
基本のクリーンな問いの尋ね方〜どのような文脈で、どのような声の使い方をするのか
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相手の言っている内容が、抽象概念・感覚&感情・メタファー(喩え)のどのレベルで表されているのかの聞き分けと、そこから「クライアントにとって、たった今重要なこと」を読み取っていく訓練
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相手のしぐさや表情、声のトーン、についての観察力を鍛え、ファシリテーションの時にそのような非言語的表現に気づきを方向づけること
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メタファー・イメージ(全般)が、日常の何気ない会話の中でどれだけ含まれており、それが意識・感情・行動に与える役割
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メタファー・イメージを、クリーンな問いを使って、「見える化」「体感に落とす」して、「シンボル」として身体的認知に変容させること
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上記の「シンボル」が複数出てきたところで、それらを空間的・時間的に関連づけて、心の仕組みを「メタファー・ランドスケープ(景観)」として構造的に理解する
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自分が既に持っている経験、能力、才能とう「リソース」についての理解と、その活用法
参加費: 16万円(外税 172,800円)
お申込み・お問い合わせは、「こちらのフォーム」からお願いいたします
【パート② 問題の状態から相手が「本当に望んでいること」への働きかけを学ぶ4日間】
スケジュールはこちら(リンク)
<主な習得事項>
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PROモデルの習得
クライアントの言っていることが、P(問題)、R(問題回避)、O(アウトカム)の3つのカテゴリーのうち、どこに属しているのか聞き分け、クライアントの注意を「アウトカム」に方向づけていく言語モデルを学びます。
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クライアントの望んでいるアウトカムについて、メタファーによって全体像を発展させていく方法の習得
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クライアントに「変化」が起こるための土壌を整えるということ
シンボリック・モデリングでは、クライアントが自分自身の心の仕組みを発見していく過程で、自分自身にとって最適なタイミングと文脈の中で「変化が自然に起きる」ということを目指していきます。その「変化のための条件」を形作っていくサポートということについて、学びます。
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クライアントの言動の「パターン」に気づいていくこと
クライアントの言動を「パターン」レベルで、クリーンな問いを用いて、その背後に隠れている心の仕組み・構造に気づきを向けていく◎ パターンを読み取ることで気づきをもたらす -
現実の複雑さ、クライアントの心理的抵抗への、現実的な対処を学ぶ
参加費:20万円(外税 216,000円)
なお、パート1と同時にお申込みいただいた方は、20%の割引あり
16万円 (外税 172,800円)
お申込み・お問い合わせは、「こちらのフォーム」からお願いいたします。
