日本人のためのクリーン・ランゲージ
クリーン・ランゲージという最先端の問いかけ技法のトレーニング、個人・組織のファシリテーションを提供。
世界のクリーン・ランゲージ・コミュニティーで正式な研修を積み、個人・組織ファシリテーションの双方の認定資格を日本で初めて得たトレーナーとして、日本語及び日本文化に適応した形で各種トレーニングを提供。
代表の松田依子は、元国際弁護士としてのビジネス界での実践的な経験を積み、かつヒプノセラピストとして深層心理の仕組みについて習熟した経験を持ち、その明晰で実践的なプログラムときめ細やかな指導には定評があります。
創始者 デイヴィッド・グロブ

ニュージーランドに生まれ、マオリ族の血を引くグロブは、1972年カンタベリー大学で理学の学位を取り、1973年にはオタゴ大学で経営管理の大学院を卒業しています。後にアメリカに渡った彼は、1983年ミネソタ州立大学でエリクソン派のカウンセリング心理学と家族セラピーを学びました。この仕事は、主要なプロセスである言語という形態に含まれている情報にセラピストがアクセスすることを可能にする技法を発展させることになったのです。そしてまた非認知能力の学びの中で、体験的な変化を起こすようなファシリテーションを可能にしました。
そうして彼は、彼自身のワークを発展させ、イギリスとアメリカで精神医療の専門家たち、カウンセラー、セラピストらをトレーニングし始めました。彼のワークはやがて(APA=アメリカ心理学協会)の承認を受けることになったのです。
1985年、グロブは、カウンセリング心理学者としてロンドンのホービック(恐怖症)トラストに招かれ、ストレスと不安症の国際シンポジウムをオーガナイズしています。彼はまた、ロンドンのエリクソン派ヒプノシス協会のトレーニングでメタファー(比喩全般)とイメージ(心象)についての発表をしています。
1991から2000年は、アメリカのミズリー州エルドンと、イギリスのカンブリア州、湖水地方の二カ所に、ヒーリング・リトリート・センターを設立することにエネルギーが注がれました。これらのセンターでは、セラピストや心理学者のトレーニングの他にも、1週間のヒーリング・リトリートが行なわれていました。
最後の10年間、グロブは多くのコンピテンシー・ベース(学力保障)のトレーニングプログラムを発展させ、ファシリテイトしてきました。そして、イギリス、アメリカ、アイルランド、ニュージーランドなど、4万人以上の初歩から中級、上級までのセラピスト、精神医療の専門家たちのためのヒーリング・リトリートをしてきたのです。
数々の書籍が出版されていますが、すべて洋書で、現在日本国内で入手可能なのはResolving Traumatic Memoriesだけです。
<記事出典;A Profile of David J. Grove M.S./cleanlanguage.co.uk>